卒業生インタビュー

卒業生たちの「その後」のストーリーを紹介します

“つながる”ことの重要さ。-まずはやってみよう-

捧 美佳 さん
在籍期間 2013年〜2015年

1985 年生まれ、燕市出身。 つばめ若者会議発足時のメンバー。 デザインの腕を生かして“燕市”にかけた「つばめステッカー」を制作。 つばめ若者会議では、スタート時の2013 年から3 年間在籍し、つながりチームに所属。チーム活動の他、2015 年に開催した今宵サミットIN 燕の実行委員長をはじめ運営委員など中心メンバーとして活躍した。

一歩目を踏み出すこと


-捧さんがつばめ若者会議に入ったきっかけは?

生まれも育ちも燕市で、このまちで何かやりたいという気持ちは以前からありました。当時、父がまちに対して不満をもっていたのに、自ら何も行動をおこそうとしない姿を見て何だかとてもイライラしていたんです。だから、誰かが動けば、自分もやりたいという人がどんどん出てくるんじゃないかと。「まずは私が!」という漠然とした気持ちで、つばめ若者会議に参加してみようと思いました。

-エントリー第1 号としての参加でしたが当時の気持ちは?

そんな思いがありながらも、やっぱり何も知らないところに一歩目を踏み出すことはとても勇気が必要でした。
でも、知人から声をかけていただき、きっかけを貰っていたし、「一歩進んで嫌ならやめればいい。」と、まずはやってみようという精神で参加することにしました。
応募している人がもっと沢山いると思っていたら、たまたま会員番号が1 番だったんです。(笑)

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-活動して感じたことは?

スタート時に感じたことは、意外と何かをやりたいと思っている人が多いなと。参加してみないと、同じ考えの人や自分では思いつかなかったことを考える人に出会えないということがわかりました。
また、若者会議の魅力の一つとして、市内だけではなくて、いわゆる“よそ者”と呼ばれる市外の人も受け入れているところにあると思います。様々な地域の人が集まったことで、自分が知らない燕市のことを知ることができました。
発見をメンバー同士で発見し合うというか。一歩目を踏み出した結果、自分の世界観が広がったかなと。あと、人と何か一緒にすることについて、ハードルが低くなったように思えます。

関係性を築いていくことが大事


-活動期間はどのような活動をしましたか?

3 年間つばめ若者会議に参加をして、NTT タウンページとのコラボ企画「ツバメギフトマップ」の制作、つながりんたろうくん大作戦、今宵サミットIN 燕の運営・企画に携わらせてもらいました。
「ツバメギフトマップ」は、樋浦さんがリーダーをしているマップチームと一緒に「燕市民が燕の良いもの、良いところを知らない。知らないことにさえ気づいていないのではないか?市民のみなさんに燕のことをもっと知ってもらいたい」という思いから、メンバー同士で協力し合って制作をしました。
つながりんたろうくん大作戦は、つながりチームのメンバーとふざけながら、何か楽しみたいという思いでやりました。(笑)私自身、1人でまじめに考え過ぎてしまうタイプなので、チームのメンバーと一緒にふざけながら何かすることがとても刺激でしたし、楽しみながらやっていると色んな人が興味を示してくれて、新たなつながりができるんだと感じました。
ゴールに向かって挑戦することはもちろん大切だけど、ゆるく自分達が楽しむことで、つながりや新しい何かが生まれるんじゃないかと思います。

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-今宵サミット実行委員会の中心として活躍しましたがどうでしたか?

今宵サミットは、つばめ若者会議のスタート時に協力してもらったstudio-L が関係する地域が集まって、情報共有や交流をするイベントなのですが、それを燕市で開催して、メンバーと全国各地でまちづくりに取り組んでいる人がつながる場を作り、自分達の取り組みを知ってもらえる機会ができてとても良かったと思っています。今宵サミットをきっかけに、活動の幅が広がった気がします。

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-いろいろな活動をしてきた捧さんですが、活動のコツは?

考えすぎないで、“ふざけきる”ということ。人に甘えることが大切で、その為にお互いを補い合って関係性を築いていくことが重要だと思います。若者会議に参加していろいろな活動をやってみて、自分にとって難しいと感じていることも、他人には容易にできることがあることも知りました。だから、つながるのはとても大事だなと。その先にもつながることが沢山ありますしね。

自分にとって大切なもの


-では最後に、捧さんの今後の抱負をお聞かせください。

自分にとって大切なものは、やっぱり「人とのつながり」です。
地域の人や今までつながって来た方々と、ゆるく、楽しく何かしたいと思っています。
もちろん、つながりんたろうくんも何らかの形でいつか復活させたいです。(笑)

(取材:つばめ若者会議事務局/つばめ若者会議メンバー)

 

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