♯4 木のスプーンづくり
教えてくれる人 ワダヨシヒトさん
ワダさんの工房におじゃましたのは、まだ夏の暑い日でした。
子どもたちが夏祭りに担ぐ御神輿の木枠をつくっていらっしゃいました。
表面や角の丸みをみると、子どもたちへの配慮を感じました。やさしい方だなと思いました。
この夏は、無印良品のキャンプ場でのワークショップを開催されたりと色々な場所でご活躍されていて、忙しい中お邪魔した私たちにもゆっくり丁寧にスプーンづくりを教えていただきました。
一つ、一つ丁寧にくりぬかれたスプーンは
桜の木を使っていて丈夫で使い込むごとに味わいを感じるすてきなスプーンになります。
おおまかなスプーンのかたちはワダさんの方でご用意していただけるということで、紙やすりを使い分けながらスプーンの表面を整えていきます。
そのやすりも、子どもたちでも使いやすいように木に巻き付けてあったりと工夫されています。
今の時代は100円で木のスプーンを買える時代です。
でも、どうして100円で出来るんだろう?
そして、安値で売っているもののほとんどはお手入れしなくてもカビもはえないしずっとスベスベでピカピカです。
それは、ウレタン塗料で木の表面が固められているからです。
今回作るスプーンは、木の表面にミツロウワックスをぬります。
だからこのスプーンは呼吸しています。
すこし手間がかかるけど自分でお手入れしながら使って行くそんなことが暮らしの一部分にあるということは、とてもすてきだなとおもいました。
明日はOjn Handmede Hutの商品もすこしお持ちいただけるということで
楽しみです。私、黒板消しほしいな。すごくかわいいんです。
午前も午後もお席に余裕がありますので、これからのお申し込みも可能です。
お申し込み・お問い合わせはこちらのイベントページよりお願いします。
https://tsubame-wakamono.com/wp/events/845/