本日、燕市役所101会議室にて
「平成27年度 燕市キャラバン・メイト情報交換会」に、
「つばめ若者会議 終の住処燕チーム」から、平出、稲田の二名が参加しました。
「キャラバンメイト」とは、地域で暮らす認知症の人やその家族を応援する
「認知症サポーター」をつくる「認知症サポーター養成講座
(平成27年3月31日時点で、6,108,573人)が受講」の
講師役「キャラバン・メイト」で私もその一員として参加させていただきました。
燕市の最新の情報では、
「75歳以上人口に占める認知症自立度Ⅱ以上(介護認定に必要な主治医意見書より)の介護認定者の割合」が19.2%とのことです。
※認知症自立度Ⅱ以上とは・・・
日常生活に支障を来すような症状・行動や意志疎通の困難さが
多少見られても、誰かが注意していれば自立できる。
たとえば・・・
家の外で → お金の管理などでミスが目立つ。たびたび道に迷う。
家の中で → お薬の管理などができない。来客対応ができない。
介護認定を受けてない方はこの数字に反映されてないので、
おそらくは75歳以上の5人に1人は、認知症状のために日常生活に
支障がでている、ということが言えます。
今年1月27日に政府は認知症対策の国家戦略『新オレンジプラン』を発表していますが、
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000072246.html
その中に『認知症の方にやさしい地域の実現に向かって、
国を挙げた取り組みや関係省庁の連携はもとより、行政だけでなく
民間セクターや地域住民自らなど、様々な主体がそれぞれの役割を果たしていく』
ことが求められています。
本日、この情報交換会の前に先立ち、市役所3階の地域振興課に
「イキイキまちづくり支援事業」の助成金応募をさせていただきましたましたが、
私たち「ふくし×まちづくり」プロジェクトの事業計画の一つに、「新オレンジプラン」を意識して
【『認知症』のことをもっと一人一人が理解し、当事者を支える体制、を整えるため、
サポーター養成等を行って児童・若者も含めた協力者を増やし、
住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりに寄与する。】
を挙げさせていただきました。
『認知症高齢者等にやさしい地域は、決して認知症の人だけにやさしい地域ではない。』
⇒『コミュニティの繋がりこそがその基盤。認知症高齢者等にやさしい地域づくりを通じ
地域を再生するという視点も重要。』と「新オレンジプラン」では述べられていますが、
当チームとしても前述の計画を実行するにあたって
「無理なく、楽しく、社会貢献」を活動指針として、
出来るところからアクションをしていきたいと考えております。