つばめの学校準備室/渡辺スクール「地域に生きる思想」:連続講座「先達の生き様に学ぶ」
京都で建築を専攻、その後フィンランドで家具のデザインを学び、ふるさと高田で設計事務所を起業、高田の雁木と町家を活かしたまちづくりのキーパーソンとして日本最古の映画館「高田世界館」の改修再生、角巻を着て冬の町家を巡る「あわゆき組」の結成、「瞽女ミュージアム高田」設立の仕掛けなど地域に根差し、地域文化の発信に取り組んでいる関由有子さんをゲストにお迎えし、人生の物語、ふるさと回帰の動機、ぶつかった壁、その壁をどのように乗り越えたかなどについてお話を伺い、会場の皆さんと意見交換を行います。(コーディネーター 渡辺斉)
よりよく変化させていこう、という「変える」ことの価値が問われていくなかで、「変えることなく、守り続けていく」ということの意味を考えました。 高田という町は、古くは高田藩から残る日本文化と、明治時代に取り込まれた西洋文化が混在していて、とても不思議な感覚になりました。 なかでも高田世界館は、今も映画館としてあり続けている意味は何なんだろうという問いが私の中に生まれました。その問いの答えのようなものに今回の講義で少しでも近づけたらいいなぁ、と思っています。(つばめの学校 校長/深海)
講師紹介
- 講師・ゲスト:関由有子さん
1956年7月21日生れ 申蟹合戦で現在60歳
(一級建築士、新潟県ヘリテージマネージャー)
上越市(高田)出身、新潟県立高田高校→京都大学建築学科→設計事務所で建築設計業。不思議な縁で北欧フィンランドに木工家具デザインの修行留学(3年)後、上越市で自営の設計事務所を継続しながら、古い建物の保存からまちづくり活動に展開中。
あわゆき組(2004年~)の活動が発端になり、高田では市民主体のまちづくりが始まる。街なか映画館再生委員会(高田世界館2008年~)高田瞽女の文化を保存発信する会(2009年~)街なみFocus(2010年~)各NPO理事。本年5月に一般社団法人雁木のまち再生を設立、地方創生事業を受託し具体的に動き出す。
アクセス
燕市役所(〒959-0295 新潟県燕市吉田西太1934番地)会議室301
参加申込・問合せ
つばめ若者会議事務局(地域振興課地域振興係)
電話0256・77・8361(直通)
電子メールwakamono@city.tsubame.niigata.jp
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