活動報告

つばめの学校をはじめる理由

2016.05.02  by

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つばめの学校校長の深海寛子です。
みんなには、ひろちゃんと呼ばれています。

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私は、燕市在住の2人の子どもを持つお母さんです。
ただのお母さんが、なぜこのような活動をしているのかというと
次女がダウン症という障がいを持っていることをきっかけに
自分の住んでいる町のことを考える様になったからです。

子どもより先に私は死んで行くと思うのですが
障がいを持つ娘を置いて行かなくてはいけません。
娘はずっとこの町で暮らしていくだろうと思います。
私は、自分が死んで行く時に安心して
娘とお別れしたいと思いました。

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そこで自分にできることを何でも良いから始めようと思い
このつばめ若者会議のメンバーとなりました。

これから始まるつばめの学校は
つばめ若者会議の新たな活動として「学び」をテーマにした
つばめの学校プロジェクトです。
メンバー自らが学ぶと共に、多くの市民のみなさんへも
「学びの場」を提供していきます。

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学校といっても、校舎があるわけでも、毎日通えるわけでもありません。
これから開催される授業はイベントにすぎません。
しかし、つばめの学校の授業を通して、〈世の中〉を知ることになります。
そこでの新しい人・世界とつながり
様々な観点が自分の中に生まれます。
こうした人と人とのつながりと様々な観点は
難儀なことが起きたときに、人が乗り越えて行くために必要なことです。

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最後に私の目標は
燕市が障がいのある人も障がいのない人も
イキイキと暮らせる町になることです。
どうしたらそんな町になるのか?
今は答えがわかりません。

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だからこそわたしはもっと<世の中>を知り
学び続ける必要があるのだと思います。

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Text : Hiroko Fukaumi
Photo : Toru Takahashi