「対話の対話――メタ哲学対話をやってみよう」
「学びつづける大人へ」というコンセプトのもと、つばめの学校では発足以来、哲学対話を重視し取り入れてきた。哲学とは「問いつづけること、応えつづけること」であり、哲学対話はそれをみんなで「探求の共同体」となって実践することだ。哲学対話における学びは、知識をもつ人ともたない人とが互いに何かを教える/教えてもらうといった一方向的なものではない。むしろ自由な思考や発言を妨げるような知の権力関係は排除され、知識の有無にかかわらず全員が「無知の知」という哲学の原点に立つことが求められる。その上で、各人が問いたい/問うべき問いを立てて共有し、自分の経験や実感などに即してゆっくりと思考を巡らせながら、自分の言葉で語り合い、問いそのものを深めてゆく――そんな徹底した探求の営みが哲学対話の学びである。何かを決めたり結論づけたりするのではなく、問い=わからないことを増やし、それを引き受ける。答えるよりも問う力を大切にするこうした学びの実践は、正解などなく葛藤に満ちた世の中や人生を主体的に生き抜くための力につながるはずだ。
そんな哲学対話の可能性を最大限に引き出すにはどうしたらよいのだろう?今回のつばめの学校は、哲学対話の意味やファシリテーションの仕方などについて、みんなで対話をしながら考えを深めてゆく「メタ対話」の場にしたい。
>>つばめの学校●日時
2017/12/13(水)
午後7時00分~9時00分(開場午後6時30分)
●内容
開会のあいさつ
話題提供「哲学対話の意味について」(阿部) 30分
質疑応答 10~15分
哲学対話ワーク「メタ哲学対話」 60分
閉会のあいさつ
●対象 どなたでも
●定員 15名程度
●料金 1,500円(1ドリンク) ※学生無料(ドリンク代500円)
アクセス
ツバメコーヒー(燕市吉田 2760-1)
参加申込・問合せ
つばめ若者会議事務局(地域振興課地域振興係)
電話0256・77・8361(直通)
電子メールwakamono@city.tsubame.lg.jp
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