6月12日(日) 新潟県内の自治体職員有志による自主勉強会「越後まちづくりオフサイトミーティング」主催による
『本気で学ぶ、本音で語る、若者のまちづくり「木村俊昭氏講演会&ワークショップ」』に参加してきました。
木村氏は観光のまち小樽のブランド化を実現や内閣官房・内閣府企画官(地域活性化担当)として
地域再生策の策定に関わりNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で
「スーパー公務員・木村俊昭」として紹介された、まさに「地域活性化のプロフェッショナル」
まちづくりに関する全国各地の動向や、市民と行政の関わり方について、ユーモアを交えながら学ばせていただきました。
木村氏の講演は自身の実践に裏打ちされた、大変説得力と共感に富む内容でしたが、
その中でも私が一番印象に残った部分は、
「急ぐな、焦るな、慌てるな、おごるな、近道するな、決して諦めるな!」
「笑顔、感動、感謝を与えるため徹底的に黒子に徹する」
この二点です。
私自身、現在「自ら知り気づき、そこから行動へ」というプロセスを踏んでいる中で、
「焦らず、まずは自分が楽しもう!!」
というスタンスだったので、今後も自信を持ってとしてアクションをして行く後押しを頂けました。
後半は参加者が「自分たちの力でできるまちづくり」をテーマにワールドカフェ形式のワークショップが行われました。
私は「楽しさ・ワクワク感を創り出す」「女子力を活かしたまちづくり」などを提案させていいただきました。
参加者の半分が公務員で残りの半分は学生と社会人が半々ぐらい、という構成の中、
特に学生さんの新鮮な意見は、「目からウロコ」でした。(新潟県の中に学生を囲い込まないでもらいたい等)
このワークショップで「越後まちづくりオフサイトミーティング」の皆様方と沢山のご縁が出来、
このネットワークを通じて、今後のチーム活動にとっても大きな弾みがつくのではないか、とワクワクしています。
最後に、木村氏ご自身の著書に、サインを頂きました。
「一度の人生、『恕』と志! 笑顔、感動と感謝!」
木村氏の生き様が凝縮された言葉です。ちなみに『恕』とは論語の中で弟子の「たった一語で、一生それを守っておれば間違いのない人生が送れる、そういう言葉がありますか?」との質問に対して「それは『恕』かな、つまり相手の身になって思い・語り・行動することだ」と述べたと言われています。
【原文】論語 衛靈公第十五 23
子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎。子曰、其恕乎。己所不欲、勿施於人也
ちなみに新潟県出身で元京都大学学長を務められた平澤興先生も、この『恕』という言葉をよく使われていたとのことです。
PS:写真は大河津分水をちょうど「長岡市」と「燕市」の市境のところから取った夕日です。これからも長岡の若者たちとも
交流させていただく、楽しくて感動できる取り組みが出来るのではないか、と予感しています。