これまでの授業

つばめの学校準備室 第3回ワーク 8・17 渡辺 斉さん

2017.01.10  

配置2-01
大地の芸術祭というと、アート好きな友人が毎回大騒ぎしていたのを思い出す。 わたしはあまりアートに興味がないので、そこまで行きたいとは思っていなかったけれど、 その友人の熱狂ぶりを目の当たりにして、一度は行ってみたいと思っていた。 そんな大地の芸術祭の仕掛け人である渡辺斉さんと、ひょんなことからつながりができた。 渡辺さんは熱意あふれる人だと思う。そしてとにかくパワフル。 連絡をすると、魚沼だ熊本だバルト三国だと、常に飛び回っている。 根底に『地域をなんとか良くしたい!』という熱い想いがあるように感じる。 そんな方と素敵なご燕(縁)ができて嬉しい限り。 渡辺さんは「本当に県職員だった人なんだろうか」と時々感じさせてくれる。 それは、とてもいい意味でだけれども。 大地の芸術祭の開催にあたっても、困難の連続で「よく開催できたな」というのが お話を聴いての率直な感想。普通の公務員なら、とっくに諦めている。 哲学を大切にしているところもとても素敵だと思う。 立ち返る場所があることはプロジェクトを続けていく上で、必須だと思うから。 話の中で、「宇宙線地球号」「持続可能な」「循環型社会」といったキーワードが よく出てくる。 どうしたらこういった社会が実現できるだろうか。 どこにでも当てはまる画期的な答えはないと思うけれど、 燕らしいものでどんなことができるんだろうか。 考えさせられるいい機会となった。